あたまが痛い息子の話

-起立性調節障害と診断された長男のことを書きます-

保健室に行きたいと言えない

2年生になって、初めてのお友達や先生。

まだ慣れていない環境で

授業中に先生に保健室に行かせてほしい

と伝えることは、難しく。

 

帰っていつも「今日も言えなかった。」

と言う長男に、

ちゃんと言いなさい。

頑張って言いなさい。

としか言えないことがもどかしくて。

 

どうしたらいいのだろう?と考えた結果

厚紙に、ラップの芯をくっつけて

「保健室へ行かせてください」と

書いたプラカードを持たせることにした。

 

手を挙げなくてもいいから

声を出さなくてもいいから

こっそり先生に見せなさい。

 

今思えば、これはこれで

恥ずかしかったのかもしれないけど

あの頃の私は至って真面目だった。

 

結局、あまり使えなかったみたい。